世界中で多くの人に愛され続ける
作者:アントワーヌ・サン・テグジュペリの
行きました。
門を入った瞬間、
目の前に広がる光景は、
まるで絵本の中に舞い込んだかのような別世界で、
素敵な建物と美しいお庭のヨーロッパ調の雰囲気に
夢見心地となりました。
世界中でロングセラーとなっている「星の王子さま」。
この本は、人生の大事な教えを説いている名作で、
読めば読むほど深い本なのです。
作者のアントワーヌ・サン・テグジュペリは、1900年6月29日、
フランス人の貴族の子弟として、フランス・リヨンで生まれました。
サン・テグジュペリは、空軍での兵役を経て、航空会社の飛行士として飛び、
その傍らで小説家として活動し、数々の作品を発表しました。
代表作は、「星の王子さま」のほかに、
「夜間飛行」(フェミナ賞を受賞)、「人間の大地」などがあります。
「星の王子さま」は、1943年に出版されましたが、
翌年1944年に軍の指令で、地中海のコルシカ島から
探偵飛行に出発した後、彼の消息は、絶っています。
彼の生家は、現在もリヨン市内のベルクール広場横に残っており、
2億冊を超える発行部数を誇る「星の王子さま」ですが、
長く読み継がれることになるこの物語を
サン・テグジュペリ本人が描いた挿絵が彩ります。
小説の冒頭には、「レオン・ヴォルトに」というメッセージがあり、
ここで登場する「レオン」とは、サン・テグジュペリの生涯の友です。
300以上の国と地域で翻訳されている大ベストセラー
となりました。
本の内容は、
小さな惑星に住んでいた王子が、薔薇とケンカをして
星を飛び出し、さまざまな惑星を旅する中で、
自分にとって本当に大切なものを
考えていく物語です。
園内には、サン・テグジュペリの生涯に関する
展示ホールが設置されているとともに、
20世紀初頭のフランスの街並みが美しく再現されています。
星の王子様の作者、サン・テグジュペリ生誕100年を
祝した世界的記念行事の一環として1999年に設立された
世界で初めて紹介するミュージアムです。
入り口の建物を抜けると「出会いの庭」があります。
この美しいヨーロピアンガーデンは、
ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんが、
デザインをしました。
色の美しいガーベラから元気をもらいました!
展示ホールでは、サン・テグジュペリの
手紙や愛用品などとともに、
ジャアーナリスト、飛行家でもあった彼の生涯を、
写真を交えながら解説しています。
また、映像ホールではサン・テグジュペリの生涯と
「星の王子さま」の物語を紹介する映像を
400インチのスクリーンで楽しむこともできます。
ミュージアムショップでは、
星の王子さまのグッズが揃っていて、
ペンやカップや手帳やお菓子など、
色々ある中から
友人へのプレゼントを選びました。
敷地内には、南フランスをイメージした
レストラン「ル プチ・フランス」が併設されていて、
カジュアルな雰囲気の中、ランチセットやコースメニューを
楽しむ事ができます。
オープンカフェスペースもあり、
今日は、お天気が良いので
外のお席で頂きました。
フランスを旅しているような気分に浸っていました。
室内でランチやお茶をするのも良いですが、
美しいお庭を見ながらするランチやお茶は、
最高に気持ちが良かったですよ!
〒250-0631
☎ 0460-86-3700
営業時間 9:00~18:00
大人1,600円 シニア1,100円 高校・大学・専門学校生1,100円 小・中学生700円
休館日 第2(水)、3月と8月は、無休
アクセス
🚗車を利用の場合
東名高速「御殿場IC」より約20分
🚋電車・🚌バス利用の場合
東京駅→新幹線(35分)→小田原駅→箱根登山バス50分→星の王子さまミュージアム
新宿駅→小田急ロマンスカー(1時間40分)→箱根湯本駅→箱根登山バス30分→
箱根登山鉄道「箱根湯本駅」→箱根登山バス「桃源台行き」約30分
箱根登山鉄道「強羅駅」→観光施設めぐりバス「湿生花園前行き」約18分
「川向・星の王子様ミュージアム」バス停下車すぐ